最初の385に会った頃とか鬼みたいな感じでしたね、MIYAさん。(蓮尾)

-ま、二人が沖縄に行く事になりました。それを告げられて、蓮尾君はどうしたの?

蓮尾僕が20代の頃から30代になって結構変わった事があって、やっぱ生活あっての音楽だなって凄い感じるようになったんですよね。なんか、そのさっきMIYAさんが言ってたみたいな、音楽があって生活があるみたいな。僕は音楽で成功する為に上京したわけではないので、生っちょろいんですけど。逆に二人はそーゆのーで上京してきて、最初の385に会った頃とか鬼みたいな感じでしたね、MIYAさん。だからその槍を持ってた頃。

MIYA槍持ってた頃(笑)

蓮尾その、音楽があって生活があるって感じとかも、僕もそれが正しいとか20代の頃は思ってたりもしたんですけど、段々なんかヌルくなってきたわけではないんですけど、ホントもう色んな事に神経使って、お金がないと心も狭くなってきますし…そーゆーのが苦しいなって思うんで。やっぱりご実家のある、それで帰った先に他に音楽やってる仲間がいっぱいいるわけですよ、MIYAさんTENGANさんには。なので、帰った方がいいじゃないっすかみたいな。そいう風には思いましたね。ただ、そん中で385っていうバンドをどうするかって事は改めて相談はしたんですけど。

一同うなずく

蓮尾でも、その帰る事自体には「いいじゃないっすか!」って。だってホント、僕は実家に帰っても家族がいるだけで音楽仲間がいるわけではないので、でも二人には友達がいっぱいいるので、良かったですねって。

-うん。俺もね、帰るって聞いて良かったって思ったんだよね。なんか、らしくいられる場所に行くって感じ。ま、東京がらしくないってわけではないけどね。

MIYAでも最初はね、こっちに来た時は実は出稼ぎのつもりできているんですよ。

蓮尾あ、そうなの?

MIYAそうです。お金を稼がなきゃって気持ちもあったから、余計に鬼みたいな感じに。お金もないし、バンドもあるし。

-さっき言ってた「槍」ってさ、俺もMIYAちゃんに初めて会った時に、槍的なものを内に秘めてるなって思ってたよ。

MIYAあ、そうなの?(笑)

-何って言うのかな。この人にはごまかしとか利かないんだろうなって感覚。

蓮尾うんうん

-例えば、言葉で言いくるめたりできない人だなって。だから、MIYAちゃんと友達付き合いしていくなら、ごまかしとかなく面と向かって付合っていかなければって。

MIYAいや。でも私はね、その、とっても思うんですけど、とっても流されやすいんですよ。

-ほんと?

MIYAもうさー、昔から。私はねーそれがダメなんだと思う。自分でもわかってて、あのね、凄い頑固なんですよ。とっても。異常に。

-うん

MIYAでも流されやすい自分がいて、その上にまた「どうしようかな、どうしようかな」みたいな(相手を伺うような)感覚がって、ちっちゃい頃の環境もあると思うんですけど、そうゆーのがあってゴッチャゴチャチになると何がなんだかわからなくなるんですよ。だから後から「あれ?」ってなる事がよくあって。それでよく喧嘩になりますね。

-うーん。何に流された事あんの?

蓮尾今の話だと頑固な一面しか見えない(笑)

TENGAN (笑)

MIYAいやいや、最終的には戻ってくるんだけれども。あのなんあの…優柔不断になっているわけではないんだけれども、例えば、まりこちゃん(後藤まりこ)とかだったら「ダメだよ!それは違うよMIYA!」とか言えるじゃないですか。でも私は同じように違うと感じても「どんなかねぇ」って一回受け入れてみようと思うんですよ。「受け入れてみようかねぇぇ」ってなって、後に「いやいや受け入れられません」みたいな。一周が長いというか。家に帰って「あれ?」って思ったりとか。で、意思が強い人とかに対して「機嫌悪くなってないかな?」とかそういう事ばっかり考えてしまうんですよ。この人は今精神的にハイかな?ローかな?みたいな感覚が働いて、どうしよーかなってなって、でも最終的にはほら、頑固だから、もう腹から出て来て「これはダメです」「これは言わなきゃいけません」みたいになって、言う時には、女だから「ボンッ!」みたいな。

蓮尾塊を飛ばす

MIYAボンッ!「ワカラナイ!!」みたいな。

蓮尾結局そういったパンチのある部分が見えてくるんで、悩んでいる姿もよく見るんですよ。それよりも、それを経てその後に決めたパンチのある部分が見えてくるんで。

MIYAだから、何考えてるかわからないって言われるんですよね。でも自分で自らごまかそうってする人ですね。

-ホント?(笑)

MIYAうん、多分そうだと思う。自分にもっと「お前、良い子になれよ」みたいな、「みんなで輪をとっていこーぜ」ってどっか思ってるんですよ。だけど、違うんですよね。だから後藤まりこちゃんとかとっても羨ましい。蓮尾君もちゃんと言えるし、それも羨ましいな。

蓮尾(笑)いや、ちゃんと言うんですよMIYAさん、凄く。言うんですけど、言うタイミングがもう

MIYAああ、塊になってるから

蓮尾そう。ドーーンって言ってくるんで、びっくりしますよね。そういう事はよくあります。

MIYAうーん。それは家でもそうだから、何でもっと早くいってくれなかったの?って。ほら、女の人ってありがちじゃないですか。

蓮尾それまでは、なんか考えてるなって、MIYAさんイライラしてるなってのはわかるんですけど。小出しに出来たらいいですけどね。

MIYAこれがね、言葉にするまでがまた長いんですよ。

-うん。でも総じて、流されやすいってわけじゃないって事だと思うけど。(笑)

MIYAああ、そうなのかな(笑)そっか。めっちゃ流されてると思ってた。昔はだから、その流されやすいと思っていたもんですから、人と全くしゃべんなかったんですよね。若い時とかは。

蓮尾流されたくないからしゃべらない

MIYAああ、じゃ、頑固だ(笑)それが音楽に出てるんでしょうね。みたいな。

一同うん。

MIYAまとめたよね?